
こんにちは!カトサンラボのかとこうです。
今回の記事では、Unityでゴールの画像を配置し、
当たり判定をつける方法についてお伝えしていきます。
今回の作業は「ゲームのクリア」を実装する第一歩で、
プレイヤーがゴールに辿り着いたことを判定するための
準備になります。
作業の流れ(全体像)

▼ 動画での解説はこちら(2時間1分54秒くらいから)
1、ゴールの画像をシーンに配置しよう
まずは、プロジェクトウィンドウの
「Images」フォルダを開きましょう。
その中にある「Chick」と言うフォルダに
「ひよこ」の画像が入っていますので、
それをゴール用の素材として使います。
※ ドット絵バージョンとイラスト風、
どちらでもOKです。今回はドット絵を使用します。

ゴール画像の配置手順
- ひよこの画像を選択して、ヒエラルキーにドラッグ&ドロップする
- ヒエラルキーに追加された画像の名前を「Goal(ゴール)」に変更する
これでゴールの画像を配置することができました。

2、ゴール画像の大きさを調整しよう
次は、ゴール画像のサイズを調整していきます。
プレイヤーの鳥さんより少し小さめにすると
見た目のバランスが良くなりますね。
ゴール画像の大きさ調整手順
- ゴールをヒエラルキーで選択する
- インスペクターで 「Transform > Scale」 の数値を調整する(
X: 0.7, Y: 0.7
) - インスペクターで「Transform > Position」のZを-1に変更する

3、 ゴールの位置を決めよう
ゴールはプレイヤーが進んでいく方向の
「一番右側(トゲのないエリア)」に配置します。
ゴールの位置調整の手順
- シーンビューの画面表示を調整して全体が見えるようにする
- 「Move Tool(移動ツール)」を使って矢印をドラッグし、適切な位置まで移動する
- 高さも微調整しておきましょう

4、 ゴールの向きを反転しよう
今のままだとゴールのひよこちゃんが
右を向いています。
これをプレイヤーを待つように
左向きにしていきますね。
ゴールの向きを反転する手順
- ゴールをヒエラルキーで選択する
- インスペクターの「Transform > Rotation」のYを「180」に変更する
これでひよこちゃんが左向きになりました。

5、 ゴールに当たり判定(Box Collider 2D)をつけよう
この記事の最後に、ゴールへ
「当たり判定(コライダー)」
をつけましょう。
これにより、プレイヤーがゴールに当たったかどうかを
判定できるようになります。
ゴールに当たり判定をつける手順
- ヒエラルキーでゴールを選択する
- インスペクターの「Add Component」をクリックする
- 「Box Collider 2D」と検索し、クリックして追加する
※ 今回はサイズ調整は不要です。
自動で画像サイズに合ったコライダーが追加されます。

まとめ:ゴール画像の配置と当たり判定の設定
今回はゴールになるひよこちゃんの配置と
当たり判定の設定についてお伝えしました。
今回の作業で行ったことは以下の通りです。
- ゴール画像(ひよこちゃん)をシーンに追加する
- 画像の大きさ・位置・向きなどを調整する
- 当たり判定(Box Collider 2D)を設定する
この一連の操作は、今後何度も行っていく
基本的なUnityの作業になります。
繰り返し実践することで、自然と身についていくので
安心してくださいね。
次回は、このゴールにプレイヤーが触れたときに
「ゲームクリア」と判定される処理を作っていきます!
▼ 次の記事はこちら
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