フラッピーバード風ゲームの作り方

Unity 2D ゴールを配置して当たり判定をつけよう!フラッピーバード風ゲームを作る方法その14

かとこう

こんにちは!カトサンラボのかとこうです。

今回の記事では、Unityでゴールの画像を配置し、
当たり判定をつける方法についてお伝えしていきます。

今回の作業は「ゲームのクリア」を実装する第一歩で、
プレイヤーがゴールに辿り着いたことを判定するための
準備になります。

作業の流れ(全体像)

ゴールの配置の作業についての画像

▼ 動画での解説はこちら(2時間1分54秒くらいから)

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1、ゴールの画像をシーンに配置しよう

まずは、プロジェクトウィンドウの
「Images」フォルダを開きましょう。

その中にある「Chick」と言うフォルダに
「ひよこ」の画像が入っていますので、
それをゴール用の素材として使います。

※ ドット絵バージョンとイラスト風、
どちらでもOKです。今回はドット絵を使用します。

ゴールの画像を配置した

ゴール画像の配置手順

  • ひよこの画像を選択して、ヒエラルキーにドラッグ&ドロップする
  • ヒエラルキーに追加された画像の名前を「Goal(ゴール)」に変更する

これでゴールの画像を配置することができました。

配置したゴール用オブジェクトの名前を変更した画像

2、ゴール画像の大きさを調整しよう

次は、ゴール画像のサイズを調整していきます。

プレイヤーの鳥さんより少し小さめにすると
見た目のバランスが良くなりますね。

ゴール画像の大きさ調整手順

  • ゴールをヒエラルキーで選択する
  • インスペクターで 「Transform > Scale」 の数値を調整する(X: 0.7, Y: 0.7 )
  • インスペクターで「Transform > Position」のZを-1に変更する
ゴールのサイズを調整した画像

3、 ゴールの位置を決めよう

ゴールはプレイヤーが進んでいく方向の
「一番右側(トゲのないエリア)」に配置します。

ゴールの位置調整の手順

  • シーンビューの画面表示を調整して全体が見えるようにする 
  • 「Move Tool(移動ツール)」を使って矢印をドラッグし、適切な位置まで移動する
  • 高さも微調整しておきましょう
ゴールの位置を調整した画像

4、 ゴールの向きを反転しよう

今のままだとゴールのひよこちゃんが
右を向いています。

これをプレイヤーを待つように
左向きにしていきますね。

ゴールの向きを反転する手順

  • ゴールをヒエラルキーで選択する
  • インスペクターの「Transform > Rotation」のYを「180」に変更する

これでひよこちゃんが左向きになりました。

ゴールを反転させた画像

5、 ゴールに当たり判定(Box Collider 2D)をつけよう

この記事の最後に、ゴールへ

「当たり判定(コライダー)」

をつけましょう。

これにより、プレイヤーがゴールに当たったかどうかを
判定できるようになります。

ゴールに当たり判定をつける手順

  1. ヒエラルキーでゴールを選択する
  2. インスペクターの「Add Component」をクリックする
  3. 「Box Collider 2D」と検索し、クリックして追加する

※ 今回はサイズ調整は不要です。
自動で画像サイズに合ったコライダーが追加されます。

ゴールに当たり判定をつけた画像

まとめ:ゴール画像の配置と当たり判定の設定

今回はゴールになるひよこちゃんの配置と
当たり判定の設定についてお伝えしました。

今回の作業で行ったことは以下の通りです。

  • ゴール画像(ひよこちゃん)をシーンに追加する
  • 画像の大きさ・位置・向きなどを調整する
  • 当たり判定(Box Collider 2D)を設定する

この一連の操作は、今後何度も行っていく
基本的なUnityの作業になります。

繰り返し実践することで、自然と身についていくので
安心してくださいね。

次回は、このゴールにプレイヤーが触れたときに
「ゲームクリア」と判定される処理を作っていきます!

▼ 次の記事はこちら

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