フラッピーバード風ゲームの作り方

Unity 2D カメラの範囲を調整しよう!フラッピーバード風ゲームを作る方法その19

2025年8月7日

かとこう

こんにちは!カトサンラボのかとこうです。

今回は「カメラの範囲を調整しよう」と言うことで、
カメラの見える範囲を広げると言う内容について
お伝えしていきます。

画面に映る範囲を調整することで、前にある障害物や
ゴールの位置などが見やすくなり、プレイがしやすくなります。

作業の流れ(全4ステップ)

カメラの範囲を調整しようの手順

▼ 動画での解説はこちら(2時間44分07秒くらいから)

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1、カメラの範囲を調整するってどう言うこと?【調整内容の説明】

現在のカメラでもプレイは可能ですが、
もう少し画面の範囲を広く見せた方が、
障害物の先読みや操作のしやすさにつながります。

今回は、カメラが映す範囲(視野)を広げる
と言う調整をして、ゲーム画面が
見やすくなるようにしていきましょう。

現在のカメラの範囲

変更前のカメラの範囲

2、メインカメラのインスペクターを表示しよう

それではまずは、カメラの設定を変更するために
メインカメラのインスペクターを表示させましょう。

メインカメラのインスペクターを表示する手順

  1. Hierarchy(ヒエラルキー)で Main Camera をクリックする
  2. Inspector(インスペクター) にカメラの設定が表示される

これで準備完了です!

ヒエラルキーでメインカメラをクリックした画像

3、カメラのサイズを変更して見える範囲を広げよう

次に、カメラが映す範囲(視野)を広げる
と言う設定をしていきます。

カメラの範囲(サイズ)を変更する手順

  1. Inspector 内の Camera コンポーネントを探す
  2. 「Size(サイズ)」の数値を変更する
    • 数字を小さくすると範囲が狭くなる
    • 数字を大きくすると範囲が広くなる
カメラのサイズを変更する場所の画像

今回は視野を広げたいので、「Size」の値を
大きくなるように設定しましょう。

変更すると、Sceneビュー上で見える範囲が変化します。
広がっていればOKです!

変更後のカメラの範囲

4、テストプレイして確認!

設定が完了したら、実際にゲームの
テストプレイをして確認しましょう。

テストプレイの手順

  • シーンビューの上にある「Playボタン」をクリックしてテストプレイ開始します

プレイ中に、画面が広く見えて石や障害物が
以前より遠くまで見えるようになっているかを
確認しましょう。

カメラの範囲が広がることで、次に何が来るかを
予測しやすくなり、プレイしやすくなります!

テストプレイでのカメラの範囲の画像

補足:縦方向のカメラ移動は固定するのも可

テストプレイをしてみると、視野が広くなったので
縦方向の動きに対してカメラの移動が必要ないと
感じるかもしれません。

その場合、カメラの縦方向の移動を固定する
と言うのもアリです。

カメラの範囲を調整する方法のまとめ

今回の記事では、

カメラの視野(見える範囲)を広げる方法

についてお伝えしてきました。

今回のポイント

  • Unityの Main Camera には「Size」設定があり、視野を簡単に広げたり狭めたりできる
  • 数値を変更するだけで、ゲームのプレイ感覚が大きく変わる
  • 視野を広げることで、操作しやすくなりストレスが減る

次の記事では、カメラの動きをより快適にする
スクリプトを作成し調整をしていきます。

▼ 次の記事はこちら

>> Unity 2D カメラのスクリプトを作成して修正しよう!フラッピーバード風ゲームを作る方法その20

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