
こんにちは!カトサンラボのかとこうです。
今回は「カメラの範囲を調整しよう」と言うことで、
カメラの見える範囲を広げると言う内容について
お伝えしていきます。
画面に映る範囲を調整することで、前にある障害物や
ゴールの位置などが見やすくなり、プレイがしやすくなります。
作業の流れ(全4ステップ)

▼ 動画での解説はこちら(2時間44分07秒くらいから)
1、カメラの範囲を調整するってどう言うこと?【調整内容の説明】
現在のカメラでもプレイは可能ですが、
もう少し画面の範囲を広く見せた方が、
障害物の先読みや操作のしやすさにつながります。
今回は、カメラが映す範囲(視野)を広げる
と言う調整をして、ゲーム画面が
見やすくなるようにしていきましょう。
現在のカメラの範囲

2、メインカメラのインスペクターを表示しよう
それではまずは、カメラの設定を変更するために
メインカメラのインスペクターを表示させましょう。
メインカメラのインスペクターを表示する手順
Hierarchy(ヒエラルキー)
でMain Camera
をクリックするInspector(インスペクター)
にカメラの設定が表示される
これで準備完了です!

3、カメラのサイズを変更して見える範囲を広げよう
次に、カメラが映す範囲(視野)を広げる
と言う設定をしていきます。
カメラの範囲(サイズ)を変更する手順
Inspector
内のCamera
コンポーネントを探す- 「Size(サイズ)」の数値を変更する
- 数字を小さくすると範囲が狭くなる
- 数字を大きくすると範囲が広くなる

今回は視野を広げたいので、「Size」の値を
大きくなるように設定しましょう。
変更すると、Sceneビュー上で見える範囲が変化します。
広がっていればOKです!

4、テストプレイして確認!
設定が完了したら、実際にゲームの
テストプレイをして確認しましょう。
テストプレイの手順
- シーンビューの上にある「Playボタン」をクリックしてテストプレイ開始します
プレイ中に、画面が広く見えて石や障害物が
以前より遠くまで見えるようになっているかを
確認しましょう。
カメラの範囲が広がることで、次に何が来るかを
予測しやすくなり、プレイしやすくなります!

補足:縦方向のカメラ移動は固定するのも可
テストプレイをしてみると、視野が広くなったので
縦方向の動きに対してカメラの移動が必要ないと
感じるかもしれません。
その場合、カメラの縦方向の移動を固定する
と言うのもアリです。
カメラの範囲を調整する方法のまとめ
今回の記事では、
「カメラの視野(見える範囲)を広げる方法」
についてお伝えしてきました。
今回のポイント
- Unityの
Main Camera
には「Size」設定があり、視野を簡単に広げたり狭めたりできる - 数値を変更するだけで、ゲームのプレイ感覚が大きく変わる
- 視野を広げることで、操作しやすくなりストレスが減る
次の記事では、カメラの動きをより快適にする
スクリプトを作成し調整をしていきます。
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