フラッピーバード風ゲームの作り方

Unity 2D 床のプレハブを活用して天井を作ろう!フラッピーバード風ゲームを作る方法その12

かとこう

こんにちは!カトサンラボのかとこうです。

この記事では前回作成した床のプレハブを
活用して天井を作る方法について
わかりやすく解説をしています。

ステージの天井を作ろうのまとめ

▼ 動画での解説はこちら(1時間45分29秒くらいから)

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1、配置した床のプレハブを「天井用」に名前を変更しよう

まずは、前回シーンに配置した床のプレハブを
天井用のオブジェクトとして設定していきます。

▶︎ 名前を変更して管理しやすくしよう!

配置したプレハブの名前がfloor(1)という
名前になっています。

ヒエラルキーでfloor(1)を選択してから
右クリックでメニューを出し、
「Rename」をクリック。

そして、配置したプレハブの名前を
わかりやすく、

Ceiling(天井)

に変更しておきましょう。

オブジェクトが増えてくると、
こうした名前の管理がとても重要になります。

完成図

天井のオブジェクトの名前を変更した画像

2、天井にするために位置と角度を調整しよう

配置しているプレハブを天井にするためには、
プレハブの位置と角度を調整する必要があります。

▶︎ 位置を変更する手順

  1. Unityの「Moveツール(移動ツール)」を選択する
  2. 天井にしたいオブジェクトをシーンビュー内の上の方に移動して配置する
  3. 上下にキャラクターが動けるよう、ある程度の空間を確保する
  4. インスペクターのPosition欄で数値を直接入力して微調整をする(Yを18に)

完成図

天井の高さを調整した画像

▶︎ 角度を調整するやり方

天井の「トゲ」が上向きのままだと障害物として
機能しないため、これを下向きに変更して、
トゲ付きの天井を作りましょう。

やり方は簡単です。

  1. インスペクターの「Rotation(回転)」のZの値を180に調整する
  2. トゲが真下を向くように回転させる

これで「障害物のトゲ付き天井」が完成です!

完成図

天井を回転させてトゲを下にした画像

3、テストプレイで動作確認をしよう

天井の設定が終わったら、
テストプレイで実際に動作の
確認をしてみましょう。

テストの手順

  1. 上部メニューの「Console」を開いてログを確認できるようにする
  2. 「Playボタン(再生マーク)」をクリックしてプレイを開始する
  3. ジャンプして天井にぶつかるように移動する
  4. ログが表示されて、ゲームが停止すれば確認は成功です

▶︎ 実際にトゲに当たってゲームオーバー処理が行われたらOK!

完成図

テストプレイで天井のトゲにぶつかった確認の画像

まとめ

今回の作業では、床のプレハブを使って
天井を作る流れを解説してきました。

前回プレハブ化した床のオブジェクトの
位置と角度を調整することで、
天井として活用することができましたね。

Unityでは、プレハブの活用が
作業効率アップのカギになります。

初心者のうちから慣れておくと、
今後の開発がグッと楽になりますよ!

次の記事では

プレイヤーのジャンプを調整する方法

について解説をしていきますね。

▼ 次の記事はこちら

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