フラッピーバード風ゲームの作り方

Unity 障害物の石を作成しよう!2Dフラッピーバード風ゲームを作る方法その17

2025年8月5日

かとこう

こんにちは!カトサンラボのかとこうです。

この記事ではゲーム中の障害物として使う
石を作成する方法について解説しております。

主に画像の配置や当たり判定の設定を行っていきます。

何度も出てきた操作ですが、改めて丁寧に解説していきますね。

今回の作業ステップ(全6工程)

障害物の石を作成しようの手順

▼ 動画での解説はこちら(2時間25分45秒くらいから)

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1、石の画像を配置しよう

まずはシーンビューに、プロジェクト
ウインドウから石の画像を配置していきましょう。

石の画像を配置する手順

  • Projectウィンドウ → images → stone フォルダを開く
  • ドット絵またはイラストの石画像を選択する
  • 画像をドラッグ&ドロップでHierarchyまたはSceneビューへ配置する

→ シーン上に石の画像が表示され、
ゲームオブジェクトとして追加されたらOKです。

石の画像を配置しました

2、石のサイズを調整しよう

次は配置した石の大きさを
調整していきましょう。

石のサイズを調整する手順

  • 配置した石を選択し、Inspectorを表示する
  • Transform内のScaleを変更する(X=0.8Y=0.8

→ 石の大きさを適切に調整して
見た目を整えたらOKです。

石の大きさを変更した画像

3、石に当たり判定をつけよう(Circle Collider 2D)

大きさを調整した次は障害物の石に
当たり判定をつけていきましょう。

今回は丸い当たり判定をつけていきます。

石に当たり判定をつける手順

  • ヒエラルキーで石を選択する
  • 石のInspectorの「Add Component」をクリックする
  • 「Circle Collider 2D」と検索してクリックする

そうすることで、丸型のコライダー(当たり判定)が石に追加されます。

石に当たり判定をつけた画像

4、当たり判定のサイズを調整しよう

当たり判定がつけられたら、
次は当たり判定の大きさを調整しましょう。

当たり判定のサイズを調整する手順

  • Inspector → Circle Collider 2D内の「Edit Collider」ボタンをクリックする
  • Sceneビューで緑の四角い部分をドラッグ&ドロップしてサイズを調整する
  • 調整できたら Circle Collider 2D内の「Edit Collider」ボタンをクリックする

→ 石の見た目に合うように、
当たり判定の範囲を調整できたらOKです。

石の当たり判定の大きさを調整する画像

5、当たったらゲームオーバーになるスクリプトをつけよう

石の当たり判定の調整が終わったら、
次は当たった時にゲームオーバーになる
スクリプトをつけていきましょう。

石にスクリプトをつける手順

  • 以前のセクションで作成した「ゲームオーバー処理のスクリプト」を使います
  • ProjectウィンドウのAssetsフォルダを開きます
  • Projectウィンドウからゲームオーバー用のスクリプトをドラッグ&ドロップして石のInspectorにつけます

そうすることで、石にぶつかるとゲームオーバーに
なるような処理が実装されます。

石に当たったらゲームオーバーになるスクリプトをつけた画像

6、テストプレイで確認しよう

ここまでできたらあとはテストプレイを行って、
石にぶつかったときにゲームオーバーになるかを
確認していきましょう。

  • シーンビューの上にあるPlayボタンでテストプレイを開始します
  • プレイヤーが石にぶつかると「GameOver」のログが表示され、ゲームが停止します

以上の処理が正しく動作することを確認できたら
テストプレイは完了です!

テストプレイで石にぶつかった画像

障害物の石を作ろうのまとめ

今回の記事では、障害物の石を作ろうと
言うことで以下の作業を行いました。

  • 石の画像をシーンに配置する
  • サークルコライダーで当たり判定を追加する
  • ゲームオーバーになるC#スクリプトを使い回して実装する

今回のポイントとしては、

  • 当たり判定(コライダー)の形は色々とあるので、見た目に合わせて使い分けるのがおすすめ。
  • 同じ処理をするスクリプト(プログラム)は再利用することで、効率的にゲーム制作ができます。

次の記事では、今回作成した障害物の石を
プレハブ化して、ステージに配置していく
作業についてお伝えしていきますね。

▼ 次の記事はこちら

>> Unity 石をプレハブ化してステージに配置しよう!2Dフラッピーバード風ゲームを作る方法その18

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