
こんにちは!カトサンラボのかとこうです。
この記事では、
「障害物の石をプレハブ化してステージに配置をする」
と言う内容についてお伝えをしていきます。
前回は石に当たり判定とゲームオーバーの処理をつけました。
今回はその石を効率よくステージに配置していくために
「プレハブ化」を行っていきますね。
プレハブ化のおさらい
プレハブ化とは簡単に言うと、
「使い回せるテンプレートにする」
と言う感じでしたね。
一度作ったオブジェクト(今回の場合は石)を
プレハブ化しておけば、あとから何度でも
簡単に作ることができるようになります。
今回の作業内容(全3ステップ)

動画での解説はこちら(2時間34分23秒くらいから)
1、石をプレハブ化しよう
まずはUnityで石をプレハブ化していきましょう。
石のプレハブ化の手順
Hierarchy
にある石(StoneやStoneDot)を選択する- クリックしたまま
Project
ウィンドウに移動してドラッグ&ドロップする
これだけでプレハブ化が完了です!
Project
ウィンドウ内に、
青色のキューブアイコン付きで
表示されていればOKです。

2、プレハブをステージに配置しよう
石のプレハブ化ができたら、次はステージ上に
障害物として配置をしていきましょう。
石のプレハブの配置方法
Project
ウィンドウからプレハブを Hierarchy や Sceneビュー にドラッグ&ドロップする- 必要な数だけ複製する(右クリック→「Duplicate」、またはコピー&ペースト)
- シーンビューに配置していく
今回は5個ほど配置しましたが、数は自由です。
石の位置は Move Tool
を使って、
好きな場所に調整しておきましょう。

3、テストプレイをして位置を調整しよう
石のプレハブを配置できたらテストプレイをして
ゲームのバランスを確認していきましょう。
石の位置のバランスを確認する手順
- シーンビューの上にある「 ▶ プレイボタン」をクリックする
- 実際にプレイヤーを操作して、石を避けてゴールできるかをチェックする
- 必要があれば、石の位置や数を調整する
うまく避けられなかったり、
逆に簡単すぎると感じた場合は、
石の配置を変えて難易度を調整しましょう!

石をプレハブ化して配置しようのまとめ
今回の記事では、石をプレハブ化して
ステージに配置する方法をお伝えしました。
作業手順
- プレハブ化をして再利用しやすいオブジェクトを作成する
- 石のプレハブを複製して自由にステージに配置する
- テストプレイで実際の動きを確認しつつ調整する
上下のトゲだけでは単調だったステージも、
この石を障害物として加えることで、
ゲーム性がグッとアップしましたね。
完成まであと少しです!
ここまでの作業で、フラッピーバード風
2Dゲームの基本形が完成しました。
でもまだまだ改善できる点はたくさんあります!
次回はカメラの見える範囲を調整する方法について
お伝えしていきますね。
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