フラッピーバード風ゲームの作り方

Unityで2Dフラッピーバード風ゲームを作る方法その4:プレイヤーの配置と設定をしよう

かとこう

ども!カトサンラボのかとこうです。

この記事ではフラッピーバード風ゲームの
作り方その4ということで、
プレイヤー画像の配置と設定を行っていきます。

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1、プレイヤーの画像を配置しよう

まずはプレイヤーの画像を配置していきましょう。

プロジェクトウインドウのImagesフォルダを開きます。

イメージフォルダを開いている画像

そしてImagesフォルダの中にある
ファイルが表示されたら、

イメージフォルダの中身が表示されている画像

その中から「bird」フォルダを
ダブルクリックして開きます。

バードフォルダを選んで開く画像

中には鳥さんの画像が2種類入っています。

バードフォルダが開いた画像

イラスト風の画像とドット絵風の画像を
2つ並べてみました。

イラスト風とドット絵風の鳥の画像を並べてみた

今回はドット絵風の画像を使っていきます。

ドット絵風の鳥の画像を選択しました

ドット絵風の画像をクリックしたまま
ヒエラルキーに持っていってクリックを
離します。

ドット絵風の鳥の画像をヒエラルキーへドラッグ&ドロップします

これでヒエラルキーにbirdDotという名前の
ファイルが追加されました。

ヒエラルキーにバードドットが追加された画像

シーンビューにも鳥さんの画像が
表示されていますね。

これでプレイヤー画像の配置は完了です。

シーンビューにも鳥の画像が表示されました

2、プレイヤーの名前を変更しよう

次は配置したプレイヤー画像の
ファイルの名前を変更します。

ヒエラルキーでbirdDotを選択します。

ヒエラルキーでbirdDotを選択した画像

そして右クリックでメニューを出して、
その中から「Rename」を選んで
クリックしましょう。

右クリックをして出てきたメニューからリネームを選んだ画像

そうすると名前が変更できるので、

「Player」

という名前に変更をして決定しました。

名前をPlayerに変更した画像

3、プレイヤーの大きさと位置を調整しよう

次はプレイヤーの大きさと位置を
調整していきます。

まずUnityのツールバーの
ムーブツールをクリックして
選びましょう。

ユニティのツールバーからムーブツールを選んだ画像

そうすると、プレイヤーの画像に
矢印が表示されます。

ムーブツールの矢印がでた画像

この矢印の赤い方をクリックしたまま
左に動かして、プレイヤーの位置を
調整します。

ムーブツールの矢印をドラッグ&ドロップしてプレイヤーを左に移動した画像

プレイヤーの画像を左の方に移動させました。
後で細かく調整するので大体で大丈夫です。

ここで注目したいところが、
プレイヤーの画像が床より奥に
表示されていること。

次はこの重なりを修正していきます。

プレイヤーの画像が床より後ろに表示されている画像

プレイヤーのトランスフォームを
みていきます。

プレイヤーのインスペクターのトランスフォームの画像

トランスフォームのポジションですね。

プレイヤーのインスペクターのトランスフォームのポジションを確認している画像

ポジションのZを「−1」に変更しました。

プレイヤーのポジションのZを-1に変更した画像

そうすることでプレイヤーの画像が
床より手前に表示されるように
なりました。

プレイヤーが床より手前に表示された画像

次にプレイヤーの大きさを調整していきます。

大きさはトランスフォームのスケールを
みていきます。

プレイヤーのインスペクターのスケールを確認している画像

このスケールのXとYをそれぞれ
「0.8」に変更しました。

これで大きさの調整は完了です。

プレイヤーのスケールのXとYを0.8に変更した画像

次にUnityツールバーよりムーブツールを選びます。

ユニティのツールバーの画像

そして表示された矢印を使って
プレイヤーを左側ギリギリまで
動かします。

ユニティのツールバーからムーブツールを選んで矢印が表示された画像

お尻のあたりがカメラの表示範囲
ギリギリの位置に移動させました。

ムーブツールでプレイヤーを左側に移動させた画像

ゲームビューで確認するとこのようになります。

ゲームビューでプレイヤーの位置を確認した画像

トランスフォームのポジションを
確認したところ、画像のような
数値になっていました。

これでプレイヤーの位置と
大きさの調整は完了です。

プレイヤーのインスペクターのポジションを確認している画像

4、プレイヤーに当たり判定をつけよう

次はプレイヤーに当たり判定をつけていきましょう。

当たり判定がないとプレイヤーの画像が
床をすり抜けてしまうので、大事な機能の
一つですね。

まずはプレイヤーのインスペクターの
アドコンポーネントをクリックします。

プレイヤーのアドコンポーネントをクリックする画像

そうすると、アドコンポーネントの
検索窓が表示されます。

アドコンポーネントの検索窓が表示された画像

この検索窓に「b」と入力をしましょう。

そうすることで「b」から始まる
コンポーネント(機能)の候補が
表示されるんですね。

検索窓にbと入力して候補が出てきた画像

この候補の中からボックスコライダー2Dを
選んでクリックします。

アドコンポーネントの候補からボックスコライダー2Dを選ぶ画像

そうしますと、プレイヤーのインスペクターに
ボックスコライダー2Dが表示されました。

これで無事当たり判定がついた
ということになります。

プレイヤーのインスペクターにボックスコライダー2Dが表示された画像

シーンビューを確認してみると、
当たり判定が表示されています。

緑色の四角い線が当たり判定です。

プレイヤーの周りに緑の線がついて当たり判定が表示されている画像

プレイヤーの画像に対してちょっと大きいので、
当たり判定の調整をしていきます。

緑の枠が当たり判定です

プレイヤーのインスペクターの
ボックスコライダー2Dをみていきます。

プレイヤーのインスペクターのボックスコライダー2Dを確認する画像

こちらにエディットコライダーという
項目があり、その右側にボタンがあるので
そちらをクリックしましょう。

ボックスコライダー2Dの項目からエディットコライダーを確認する画像

そうすることで緑の線の上下左右に
四角い表示が出て、大きさの調整が
できるようになりました。

エディットコライダーの横のボタンをクリックして当たり判定が編集できる様になった画像

まずは前方向の当たり判定を調整しました。

緑の四角をクリックしたまま動かすことで
当たり判定を調整できます。

移動したらクリックを離しましょう。

プレイヤーの当たり判定の前側を編集した画像

そして次は後ろ側の当たり判定を調整しています。

プレイヤーの当たり判定の後ろ側を編集した画像

そして上側の当たり判定を調整しました。

プレイヤーの上側の当たり判定を編集した画像

前、後ろ、上の当たり判定が調整できたら
インスペクターのボックスコライダー2Dの
エディットコライダーのボタンをクリックします。

これで変更が確定されるので、
当たり判定の調整は完了です。

当たり判定を編集した後はエディットコライダーの横のボタンをクリックして決定します

5、プレイヤーにリジッドボディ2Dをつけよう

次はプレイヤーに物理的な挙動を行うために
必要となるリジッドボディ2Dという機能を
つけていきます。

機能をつけるときはインスペクターの
アドコンポーネントをクリックですね。

プレイヤーのアドコンポーネントをクリックする画像

そして表示された検索窓に今度は「r」と入力します。

アドコンポーネントの検索窓にrと入力した画像

そうすると「r」から始まるコンポーネントの
候補が表示されるんですね。

アドコンポーネントにrから始まる候補が表示されている画像

この中から「リジッドボディ2D」を
選んでクリックしましょう。

リジッドボディ2Dを選んだ画像

そうすることでプレイヤーのインスペクターに
リジッドボディ2Dが表示されました。

これで機能が付いたということになります。

プレイヤーのインスペクターにリジッドボディ2Dが表示された画像

試しにプレイヤーの位置を少し上に持ち上げてみてから、
テストプレイを行ってみますね。

プレイヤーを上に移動させた画像

そうするとテストプレイが始まったと同時に
プレイヤーが床まで落下していきます。

これはリジッドボディ2Dの機能として
重力が付与されたからなんですね。

これが確認できたらテストプレイを終了し、
プレイヤーの位置をもとに戻しておきます。

テストプレイをすると上に配置したプレイヤーが重力で下に落ちた

6、まとめ

はい、ということで今回の記事では
プレイヤーの画像の配置を行ってきました。

・プレイヤーの画像の配置

・大きさと位置の調整

・当たり判定をつける

・物理的挙動をつける

といった流れで作業を行ってきましたね。

今回の作業を行ったことでプレイヤーの
配置と設定はできたので、

次はプレイヤーを横に動かす処理を作って
いこうと思います。

ということで今回の記事は以上です。

読んでいただきありがとうございました!

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