Unityの本

Unityの教科書のレビュー。本の感想や学べる内容と勉強しての評価など。

2019年12月4日

Unityの教科書

Unityの教科書という本のレビュー
を紹介しているページです。

Unityの教科書の内容について

この本で作れるサンプルゲームと学べること

実際に勉強した感想など

という3つの項目に分けて
お伝えしています。

Unityの教科書はこのページで、
Unityの勉強を始めようという時に

最初の1冊としておすすめの本

だと紹介しました。

まずはUnityの教科書の内容から、
最初に勉強する時におすすめの
理由などを改めて紹介したいと
思います。

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Unityの教科書の内容について

まずはUnityの教科書の内容に
ついてざっとご紹介します。

Unityの教科書は

ゲーム作りの準備

C#でのプログラミングの基礎

Unityを使った2Dゲームの作り方

Unityを使った3Dゲームの作り方

などについて幅広く学ぶことが
出来ます。

そのため、Unityの勉強をこれから
始めようかなという方におすすめの
1冊だと思っているんですね。

内容についても、図と絵や画像
などでわかりやすく説明されて
いるので、

初めてUnityにチャレンジすると
いう方でも迷わず学習できる本
だと思いました。

最初は本当に簡単なサンプルゲーム
から作りはじめて、段々とレベル
アップしていくので挫折しにくい
とも思います。

また、作ったサンプルゲームを
実際に自分のスマートフォンで
動かす方法も書いてあるところが
良いです。

iPhoneの場合にはMacが無いと
スマホで動かせないですが、

自分で作ったゲームが自分の
スマホで動くのは感動ものでした!

この本は教科書というタイトルな
だけあって、わかりやすさは
本当にピカイチだと思います。

ただし、幅広く学べる反面、
物足りないと感じる部分も
あるかもしれません。

例えば、3Dで人型のキャラを
動かすようなサンプルゲームは
ないので、

そういった3Dのゲームを作りたい
と思っている人は物足りなさを
感じる確率が高いでしょう。

ですが、色々とサンプルゲームが
作れるため、

こういったゲームも作れるんだなぁ

という勉強にもなり、そこから
アイディアが生まれる可能性も
ある
と思います。

なので、最初はこの本で幅広く
勉強をする。

そしてその後、自分の作りたい
ゲームに特化した内容の本を勉強
していくという流れがいいのかな
と私は思いました。

(実際私もそういった流れで2冊目の本を選びました。)

以上、Unityの教科書の内容を
ざっとご紹介しました。

次はUnityの教科書を勉強すると
どんなサンプルゲームが作れるのか?

そして、どんなことが学べるのか?
ということについてお伝えしますね。

この本で作れるサンプルゲームと学べること

Unityの教科書を勉強することで
作れるサンプルゲームは、

1、おみくじのようなルーレット(2D)

2、車を動かすチキンレース的なゲーム(2D)

3、上から降ってくる矢を避けるゲーム(2D)

4、猫がジャンプして雲を上っていくゲーム(2D)

5、いがぐりを投げて的に当てるゲーム(3D)

6、上から降ってくる林檎をバスケットで取るゲーム(3D)

という6個のゲームです。

割合としては2Dゲームの方が
多いですね。

なので、3Dゲームが作りたいと
いう方は少し物足りなさを感じる
かもしれません。

最初のルーレットは本当に
簡単なゲームですが、

初めて動かした時には
ちょっと感動しました。

それからだんだんとレベルアップ
していく感じになっています。

それぞれのゲームでどんなことが
学べるのか、ざっとまとめてみました。

1、おみくじのようなルーレット(2D)

おみくじのようなルーレットを
回して遊べるサンプルゲームです。

このサンプルゲームを作っていくことで、

・作成するゲームをスマートフォン用に設定する方法(各ゲーム共通)

・画像の配置方法

・配置した画像をタップしたら回転させる方法

・回転した画像の速度を少しずつ遅くして止まらせる方法

・スマートフォンで動かす方法(各ゲーム共通)

というような事などを
学ぶことができます。

実際に作ったサンプルゲームの
画像はこんな感じです。

2、車を動かすチキンレース的なゲーム(2D)

車の画像をスワイプで動かして
ゴールの旗に近づけるという
チキンレース的なゲームです。

このサンプルゲームを作っていくことで、

・画像の位置を動かす方法

・スワイプで画像(車)を動かす方法

・効果音の鳴らし方

・画面に文字を表示させる方法

・表示した文字を書き換える方法

というような事などを
学ぶことができます。

実際に作ったサンプルゲームの
画像はこんな感じです。

3、上から降ってくる矢を避けるゲーム(2D)

プレイヤーを動かして、上から
降ってくる矢を避けるゲームです。

このサンプルゲームを作っていくことで、

・キーの操作でプレイヤーを動かす方法

・落ちてくる矢の作り方

・画面の外に出た矢を削除する方法

・キャラと矢の当たり判定について

・矢のプレファブを作る方法

・矢を一定時間で自動的に作成する方法

・キャラのHPゲージの表示

・矢にあたったときにHPゲージが減る方法

・スマートフォンで操作するときのボタンの作り方

というような事などを
学ぶことができます。

実際に作ったサンプルゲームの
画像はこんな感じです。

上から降ってくる矢を避けるゲーム

4、猫がジャンプして雲を上っていくゲーム(2D)

プレイヤーを操作して配置された
雲をジャンプして登っていくゲームです。

このサンプルゲームを作っていくことで、

・Physics(物理エンジン)について

・Physicsを使用してプレイヤーを動かす方法

・コライダの組み合わせ方や調整方法

・プレイヤーをジャンプさせる方法

・プレイヤーの移動と向きの変え方

・アニメーションの作り方

・Mecanimについて

・アニメーションの切り替え方

・ステージに配置する雲のプレファブの作り方

・プレイヤーに合わせてカメラを動かす方法

・Physicsでの当たり判定について

・シーンを移動する方法

・クリアシーンの作り方

・スマホの傾きで左右の移動をする方法

というような事などを
学ぶことができます。

5、いがぐりを投げて的に当てるゲーム(3D)

画面をタップしてイガグリを飛ばし
的に当てるゲームです。

このサンプルゲームを作っていくことで、

・Terrainを使って地形を作る方法

・的(画像)の配置方法

・Physicsを使用してイガグリを飛ばす方法

・イガグリが的に刺さるようにする方法

・パーティクルでエフェクトを作る方法

・イガグリのプレファブを作って何度も投げられるようにする方法

・タップした場所にイガグリを飛ばす方法

というような事などを
学ぶことができます。

6、上から落ちてくる林檎をバスケットで取るゲーム(3D)

バスケットを操作して、画面の
上から落ちてくる爆弾を避けつつ
林檎をキャッチするゲームです。

このサンプルゲームを作っていくことで、

・ステージの配置方法

・カメラの位置調整方法

・ライトの設定方法

・バスケットの配置方法

・バスケットの動かし方

・アイテム(林檎と爆弾)を上から落下させる方法

・バスケットとアイテムの当たり判定の作り方

・Tagを使用してアイテムの種類を判別する方法

・アイテムをキャッチした時に音を鳴らす方法

・アイテムのプレファブを作り時間の間隔で落ちるようにする方法

・アイテムが落ちる場所をランダムにする方法

・落ちてくるアイテムの種類をランダムにする方法

・制限時間と得点のUIを作る方法

・UIを書き換える方法

・レベルデザインについて

というような事などを
学ぶことができます。

実際に勉強した感想など(まとめ?)

Unityの教科書という本を
実際に勉強した感想などについて
お伝えします。

僕はUnityの勉強をこの本で
初めてしたのですが、

最初にこの本を選んでよかったな
思っています。

その理由としては、

選んでよかった理由

Unityのことを幅広く学ぶことができた

C#の基礎を学ぶことができた

スマホでのビルドの仕方を学ぶことができた

2Dと3Dで合計6個のサンプルゲームを作ることができた

など色々とあります!

教科書というだけあって非常に
わかりやすかったですし、挫折を
しないで学ぶことができました

このUnityの教科書を最初に
勉強してみて、

その後に2Dのゲームや3Dの
ゲームなど自分が作りたいゲームに
特化した本について勉強していくと
いいのかなと思います。

以上、何か参考になれば幸いです。

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